「〇〇し放題!」で売れ放題!?
・1,980円で90分間食べ放題!
・888円で60分間飲み放題!
・500円で袋に野菜詰め放題!
・月額933円で動画見放題!
・1時間1,000円で全遊具遊び放題!
・年間18万円で泊り放題!
このような「〇〇放題!」と聞くと、おトク感やワクワク感を感じませんか。
身近なところでは、居酒屋さんなどが「〇〇分飲み放題!」というキャッチコピーでの集客に成功していますし、オンラインでは定額制で、動画・音楽・マンガなどが見放題、聞き放題になるサービスが大変人気を博しています。
他にも大手携帯キャリア各社が「定額制かけ放題」のようなプランを展開していますね。
これだけ、巷に「〇〇放題!」が溢れているのは、その戦略が功を奏している証拠と言えるでしょう。
定額制でも顧客全体の総売上で十分な利益が見込める価格設定ができれば、あなたのビジネスでも、この「〇〇放題!」をキャッチコピーに使い、さらなる集客ができるかもしれません。
一見「〇〇放題」にすると、店側が赤字になってしまいそうなイメージがありますが、「〇〇放題」を上手に使っているお店は
・「〇〇放題」で提供するサービスや商品にわざと少しだけ物足りなさを残す。
・商品やサービスをランク分けして提供する。
などのテクニックを用いている事が多いです。
例えば、居酒屋やカラオケ店などでは、上の2つの手法を掛け合わせたやり方が良く用られています。
安い金額の「飲み放題コースA」では、発泡酒とソフトドリンクが飲み放題で、高い金額の「飲み放題コースB」では、生ビールも飲み放題になる、といった具合です。
さらには、
「〇〇放題」に限度を設ける
「放題」だけど「限度内でお願いね」という手法です。
例えば、「野菜詰め放題!」と言いつつも、「専用の袋に入るまで」という限度を設けているケースがあります。
「電話かけ放題!」と言いつつも、1回〇分まで、時間帯は〇時~〇時までの間のみ、という限度を設けているケースもあります。
モバイルWiFiなどでは、「インターネット使い放題!」と言いつつも、月7ギガバイトを超えると、速度制限がかかる、などのケースもあります。
あとはフリー戦略的なアプローチではありますが、
「〇〇放題!」の商品は、集客用の目玉商品として割り切り、併せ買い商品で利益を取る
というのも一つのやり方です。
「〇〇放題!」で目指すのは集客のみとし、「〇〇放題!」に集まったお客様に、利益の出るサイドメニューやオプションを「ついでにこちらもいかがですか?」とオススメしたり、バックエンド商品(本来売りたい商品)へのアップセルを仕掛けてゆく、と言う方法です。
いずれにしても「〇〇放題!」というのは、集客を目的としたキャッチコピーとしては、とても有効なもののひとつですので、皆さまも利用されてみてはいかがでしょうか。
ちなみに当私設私書箱&バーチャルオフィスは、
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の住所貸しサービスとなっており、大変おトクにご利用いただけます。
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