お客様が思わず買ってしまう4つの心理とは
そこまで買う必要も無かったが、思わず買ってしまった!
あなたもそんな経験をした覚えはありませんか?
誰もが思わず買ってしまうような商品やサービスがあれば、売る側としては夢のような話です。
ですが、現実はそこまで単純な話ではありません。
例えばここに、ルイヴィトンの新作バッグがあるとします。
ルイヴィトンと言えば、世界的に人気のブランドで、高くても良く売れる商品です。
ですが、みんながみんな、この商品を欲しがるか、と言うと、そうでもありません。
ルイヴィトンのバッグに全く興味の無い人にとってはどうでも良い商品なので、「思わず買ってしまう」ことはほぼありません。
一方、ルイヴィトンが大好きな客層からは、高値でも「思わず買ってしまう」人が大勢出てきます。
つまり、人がルイヴィトンのカバンを「思わず買ってしまう」かどうかは、その人の「欲しいと思う気持ち」次第という事です。
この「欲しいと思う気持ち」の事を「Wants(ウォンツ)」と言います。
一方、水・電気などのライフラインや医療といった、「必要性」に迫られて「買う」ものもありますが、その場合の「必要性」の事は「Needs(ニーズ)」と言います。
マーケティングの世界では、「必要性(Needs)」よりも、お客様の「欲しいと思う気持ち(Wants)」の方をいかにかき立てられるかが勝負となってきます。
売る側は、人の心理を理解し様々な工夫をする事で、お客様の「Wants」を盛り上げ、気持ちを「思わず買ってしまう」方へに傾かせるのです。
もちろん、その商品・サービスに全く興味が無い人の気分を動かすのは難しいですが、同種の商品・サービスに関心を持っている客層の気持ちを動かすことは十分可能です。
人の「欲しいと思う気持ち(Wants)」をかき立てる心理トリガ(引き金)と、各トリガを作動させるワードには、以下のようなものが挙げられます。
1.損失を回避したい心理に働きかける
- タイムセール!
- 期間限定!
- 数量限定!
- レア!
- 希少!
- 本日限り半額!
- 会員登録で30%OFF!
- お客様満足度95%!
人は、「得をする方」よりも「損をしない方」を選ぶ性質があると言われています。
期限や数量などを限定したり、お客様の口コミを載せたりすることで、「損をしたくない」という心理に働きかける事ができます。
2.人に認められたい欲求に働きかける
- まだ〇〇ですか?
- 〇〇〇はもう古い。
- モテる〇〇
- 実は見られているあなたの〇〇
- 思わず触れたくなる肌に
人には、他者から価値を認められたい「承認欲求」というものがあります。
他者から時代遅れな人だと思われたくない、レベルの高い人だと思われたい、と言う気持ちをくすぐるワードは、化粧品CMなどで良く使われています。
なお、日本人のブランド好きは、この「承認欲求」の強さから来ていると言われています。
3.自己実現欲求に働きかける
- この一冊でプロ並みに
- 結果にコミットする〇〇
- この100語で英語ペラペラに
- 合格率90%を誇る〇〇スクール
これは人にもよりますが、人には自分の理想とする自分像があり、その自分像をできれば実現したいという気持ちを持っています。
その自己実現欲求に訴えかけるワードを投げかけることにより、教材やスクールなどが売れやすくなります。
4.驚きや感動を与える
- 面白い!
- 懐かしい!
- 可愛い!
- カッコ良い!
- 美しい!
- 安い!
- 珍しい!
これは、商品そのものが実際に可愛い、カッコいいなど、商品そのものが持つ力に左右される部分でもありますが、商品自体が研ぎ澄まされていて何かしらの際立った魅力がある場合は、その部分を強調して伝える事が重要です。
商品やサービスの開発段階であれば、どんな驚きや感動を与えられるかを考えながら作り上げていく事が必要です。
なお、当私設私書箱&バーチャルオフィスでは、今月末まで「登録事務手数料:5,400円が無料」「最大1ヶ月間月額料金無料」キャンペーンが開催されているようです。
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